百合は夏の季語。自生している百合は桜と同様に毎年1度だけ咲く。しかし、花屋さんやWEB上ではいつでも百合の購入は可能だ。
私と取引のある高知の百合種苗会社から毎年パンフレットを配布され、その中にシベリアなら120日と記している(条件、最低気温8℃以上平年並の日照量)。花が咲くのに必要なのが冬の寒さ。全ての植物に共通している。寒い期間長期なら2℃そして−1℃までの時もある。そうする事で休眠打破、長い眠りから覚めて花を咲かせる準備に入る。
桜は自然に経験しているが、百合は冷蔵庫で強制的に経験させられ開花の調整させられる。